F1統計用語

回帰分析


変量X1,X2…を原因(気温等売上を増減させる系列)、変量Yを結果(売上等の分析対象系列)とすると、その関係を次式で表す。
【Y=a + b1・X1 + b2・X2 + …】
この分析法を回帰分析(X1,X2…と複数のとき
重回帰分析)といい、この式を回帰式、回帰モデルという。また、Yを従属変数(被説明変数)といい、X1,X2…を独立変数(説明変数)という。
回帰分析(Regression Analysis)による予測は次の手順で行う。
① YおよびX1,X2…の変量の過去の値(観察値)を与える。
② a,b1,b2…で表したパラメータ(b1,b2を
回帰係数という)の値を最小二乗法等により推定して回帰モデルを作る。
③ X1,X2…の変量の将来(予定)の値を与えることにより、その場合のYの予測値を算出する。