F1統計用語

系列相関


回帰分析においては、実績値と理論値との残差に系列相関(残差の自己相関)が無い(例えば誤差の+、-符号が連続しない)ことが望ましい。系列相関があまり多きければ(例えば誤差の符号が連続して同じであれば)独立変数の追加や線形性確保(データ加工)が必要になる。
ダービンワトソン比(DW比)とは、系列相関の有無を示す統計量であり、値がおおよそ2であれば系列相関は少なく、以下であれば正の相関、以上であれば負の相関があることを示す。