自己回帰移動平均モデル(ARMAモデル:Auto-Regressive Moving Average)は自己回帰モデル(ARモデル)と移動平均モデル(MAモデル)とをミックスしたものである。関係式は次式で表される。
(記号と考え方は[自己回帰モデル(ARモデル)]、[移動平均モデル(MAモデル)]を参照)
【Yt = b1・Yt-1 + b2・Yt-2 + …+ et - c1・et-1 - c2・et-2 + … 】
この考え方の基本は「将来のYは過去のYと過去の誤差によって説明されるとすることである」。 ARMA(p、q)と表示するモデルは、p次の自己回帰とq次の移動平均を持つものである。