F1統計用語

自己回帰和分移動平均モデル(ARIMAモデル)


自己回帰和分移動平均モデル(ARIMAモデル:Auto-Regressive Integrated Moving Average)は、⊿Yt = Yt - Yt-1 (Yの階差)について自己回帰移動平均モデル(ARMAモデル)をあてはめ、関係式は次式で表される。
(記号と考え方は[
自己回帰モデル(ARモデル)]、[移動平均モデル(MAモデル)]、[自己回帰移動平均モデル(ARMAモデル)]を参照)
【⊿Yt = b1・⊿Yt-1 + b2・⊿Yt-2 + …+ et - c1・et-1 - c2・et-2 + … 】
階差をとることにより、トレンドを除去することができるため定常性を確保することが出来き、より精度を高めることができる。しかし、定常性を確保するためには、1回階差で不十分なこともあり、2回階差……をとることもある。ARMA(p、d、q)と表示するモデルは、p次の自己回帰とd回の階差とq次の移動平均を持つものである